10歳で母を亡くして、私はこうやって元気になった
私は物心ついた時には
母は体調を崩し始めて、入退院を繰り返していました。
そして私が10歳の時に 癌で亡くなりました。
治ると信じていたので それはそれはショックでした。
泣いて泣いて、 これでもかと泣いて、
家族にバレないよう、 心配させないよう、
押入れの布団に頭つっこんで毎日泣いてた。
なんでやねん、なんでやんねんと 悲観し、卑屈になり、世の中を恨んだ。
「自分はなんで片親やねん」
「 自分だけなんでこんなつらい思いせなあかんねん」
ってそればかり思ってた。
でも、しばらくしたらふと思った。
「悲しい、辛いという感情は自分で作ってる」と。
原因は自分やんけ。 母は亡くなった。
ただそれだけ。
それを勝手に「悲しい」と自分で感情を作っていたんだ。
悲しいという感情は 母が生きてほしかったという私の思考がそうさせただけ。
悲しいとか、苦しいとか、辛いって 自分の思考が生み出してることに気付いた。
現実をそのまま受け入れたらええんねん。
そして受け入れたら悲しくなくなった。
母は亡くなった。 仕方がない。 そういうもんやったと。
死を淡々と受け入れたら とてもすっきりして 悲しくなくなった。
感情は変えられないけど 思考は変えられる。
思考を変えれば 感情は変えられる。
目の前に起こったことは ただ起こっている、
起こっただけで自分が勝手に感情を作ってるだけ。
そのままを受け入れるととても楽になって
とても生きるのが楽になり元気になったんです。
今から思えば10−11歳でよく持ち堪えたなぁと思う。
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